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見舞いに行ってきました。

面会禁止が解除されたので早速、昨夜と今日様子を見に行ってきました。週明け早々にレントゲンを家族に見せて病状説明と退院に向けたスケジュールの相談があると父は言われていますので、家に戻ってからの受け容れ体制、環境つくりをどうしようかの相談に行ったのです。

受付で名前を書いて病室(大部屋です)に行くと、母は入り口に一番近いベッドにカーテンを巡らせるわけでもなくごろりと横たわっていました。目は天井をぼんやりと眺めてよどんだ水のようで、まるで死ぬ直前のような枯れていく樹のような老人がそこにはいました。入ってくる誰かに既に心が動かなくなってしまったような生き物としての要素が欠けてしまったかのようなヒトがそこに居たのです。これは何か変だぞ…と直感しました。面会禁止という措置は人を人でなくしてしまう措置だったのだと思いました。ヒトは人繋がりを絶つと廃されてしまうという事をこの病院は気が付くことができなかったのだと思いました。
ともあれ、明日には退院のプロセスに入れると思います。痛みも収まり、転倒や捻挫で再度の圧迫骨折が起こらないように気を付ければ体を積極的に動かさなければいけない時期に来ていると思います。使わなければ筋肉はなくなってしまいます。

今までは、寝床から立ち上がるのに四つん這いになってイスに掴まりながら立ち上がっていました。箪笥の位置を変えてベッドを買おうと言っても「今は待って!」と頑なに拒んでいました。
「家に帰ってからの事を考えてベッドを考えた方がいいか?」と尋ねると、「買うのなら電動で起き上がるのでないとダメだね。」と答えが返ってきたのです。リクライニングできるベッドにしないといけないかな~程度に考えていたので正直びっくりしました。余程不自由な状態で辛かったのでしょう。トイレに行くのも看護士のひとを呼んで歩行器で出ると言っていました。勝手に出歩いてはいけないと言われてただやることもなくベッドに寝ているだけで過ごしていたのだと分かりました。

「本も読んでないのか。馬鹿になっちゃうぞ。」というと、淀んでいた目が以前の普通の目にさっと変わるのが分かりました。「雑誌買ってきてくれないか」と母は言いました。慌てて本を買ってきましたが、人間は自分の意思で欲し行動することで生きているのだなと再度感じました。風呂に入るときに使える座椅子、ベッドには手すりが必要、狭くても老化には手すり。次々と母はこれも欲しいあれも欲しいと話してくれました。人であることを思い出すかのように。

さて、それを受けて昨夜は早速箪笥の配置替えをしました。荷物の移動そんなに大変ではありませんでしたが、父は腰が痛いと言っていました。気を付けないと第二の腰椎圧迫骨折患者ができてしまいます。それでも、ベッドを置く場所は確保できました。風呂のイスも発注しました。手すりも部材を頼みました。トイレのときと同様に自力でつけてしまうつもりです。そして、今日ベッドを買いに行きました。久しぶりにニトリへ。昨年ニトリで父が転倒したことを思い出しました。今日はゆっくりながらも杖なしでエスカレーターも乗りました。6万円の電動リクライニング、2モーターのベッドを買いました。売り場で実際に動かしてみると、しっかりしてある程度堅牢なものは大体10万円くらいの値段です。しかし、がっしりと床に据え付ける四角い鉄フレームのものは広い寝室があるのならいざ知らず我が家の狭い6畳では父のベッドも併せて二台置くという事が厳しいです。ここはなんだか頼りない構造でしたが折りたたみのできるマットレスもちょっとこれでは鉄のパイプを感じてしまうような薄さでしたが、その上に敷き布団を敷く前提で使おうと判断して華奢なベッドの購入に踏み切りました。果たして、本当に使えるものだかは数か月後に結果が出ているでしょう。病院でのベッドからの体の起こし方を見ていると、背もたれを起こせることがとても大切です。ともかく、今は腰の負担をできるだけ少なく立ち上がり、体を動かしてもらえる環境づくり第一です。
電動ベッドAX-BE735はリクライニングして起き上がる背もたれの長さが他のものと比べて長めで実際に起こしてみると腰にかかる負担が少なめです。ちょっと高めでしたがこちらの方が売れていると店員さんも言っていました。


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