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高齢者の免許証返納のタイミング どうなったら返納すべきか

高齢者の免許証返納のタイミング どうなったら返納すべきか
母の膝は軽い捻挫であったようで、三日後の今日は痛みは引いてきたようです。もとから膝は変形していて、ちょっと使いすぎると痛みを出していましたから、そう大事には至らなくて助かりました。

父には「これは交通事故だな。」ちょっと強く言いすぎたかもしれません。しかし、助手席の人間がまだ降りきっていなくてドアが開いているのにどうしてバックしたのか?については、父の言葉ははっきりしないのです。父は「それについては俺が分かってなかった」とは言いますが、1メートル横の事がわからないというのは、認知機能の低下を意味していると判断せざるを得ません。

かといって、今の状態でこれが事故であったとして、臨時認知機能検査を受けても、臨時認知機能検査自体がかなり進んだ認知症でなければひっからない内容なので(以前の記事http://houshinote.jp/blog-entry-72.htmlを参照)、おそらく問題は出てこないでしょう。完全クロでないグレーゾーンのこういう状況で、免許の返納をどうするべきか。特に、生きることの大前提が車での移動となっている父母ですし、免許証が呆けてはいない自信の証しである父には免許証は自己存在と同じような意義があります。単純に安全第一で余裕をもって返しましょうとはいかないのです。自動ブレーキ付きにして、出来るだけ長く乗せてあげようと考えていた矢先の「うっかりバック」。これでは自動ブレーキがあっても全く意味がありません。

自動ブレーキはもちろん万能ではない
「うっかりバック」の事では僕も冷水を浴びせられた思いでした。いろいろ悩んだ挙句、最新式の自動ブレーキの車に変えようという結論に達したばかりでした。父にもそう宣言したところでした。経済的な負担は、実は結構厳しくて、でも三年後には父も運転はしなくなっているだろう、そうしたら売ればいいかな、という考え方だったのです。もともと、僕は車を新車で買うのは無駄もいいところ、10年落ちの中古車で程度のいいのを乗りつないで行けばいいよという考え方なので、車にはあまりお金をかけていません。今は一年前に買った50万円の車に乗っていますが、これは僕にしてはかなり思い切って高いのを買ったつもりです。25万でした、それまでは。ともかく、そんな僕が思い切って、大枚をはたく決心をしたのですが、結局振り出しに戻ってしまったわけです。

世間がそう言ってるから正義
今回の「うっかりバック」を聞いたら、僕の弟は「どうして免許を取り上げないのか!」と怒るでしょう。世間一般もそういう反応です。とんでもないことになる前に返納しちゃった方がいいよと。でも、僕としては、もう少しよく考えたい。これはもうずっと思ってきたことです。高齢になるとミスは多くなると思います。でも、それは今の僕だって同じです。若い時分に比べたらミスは多い。だからと言ってすぐ十把ひとからげに返納というのはおかしな理屈です。ミスが多い、視野が狭い、それとてだれもが同じではない筈です。ところが、高齢者というだけで「中身はどうでも駄目だとみなしてしまう」。これって、共同の敵に仕立ててあとは寄ってたかって集中攻撃っていう、今のマスコミのすごく悪いところそのままです。世間の意見として誰もその意見を言ったことに責任を持たずに人を攻撃できる。日本人誰もが持っているいじめの構造です。そういう、世間がそう言ってるからという「正義」で免許を取り上げたくないです。返納はあくまでも運転能力の評価で行われるべきだ、そう思いました。(これって、結構勇気のいることですよ。何かあればそれ見たことかって言われると思いますもの)

運転を評価するアプリがあるのです。
事故を起こして人を傷つけてはいけません。いい知恵はないか。運転能力の評価をする仕組みはないか。もう少し免許をどうするのかという事を合理的に考えていく方法はないのかなと考えていたら、つい数年前に、自動車の任意保険の更新のときに、ドライブレコーダーを積んで運転のデータを保険会社に送ったら保険料が安くなるというサービスがあったのを思い出しました。ドライブレコーダーも自動ブレーキもカメラやレーダーで交通状況をとらえる仕組みです。それを利用した運転能力診断があってもおかしくないなと。調べたら、いくつも出てきました。やっぱり保険屋さんって頭のいい人たちなんですね~。

いろいろある中で、今回父にも試してもらおうと思っているのが、三井住友海上」アプリ「運転力診断」です。これはドライブレコーダーが無くても、スマホのGセンサーを使ったデータ処理で運転の五項目の診断をしてくれます。加速、減速、コーナリング、ハンドル操作、ふらつきを判定し、100点満点で結果を出してくれます。

まずは、自分の運転をチェックしてみました。
出先なので、山道を町まで下りていくコースおよそ25kmくらいで診断を行いました。ひとつお断りしておきますが、クレードルにスマホをセットして診断しなくてはいけないのですが、クレードルがないのでサンバイザーにスマホをくくりつけて走りました。
三井診断2

診断1

診断をしたルートは後程、地図で示してくれます。よく見るとルートのあちこちに赤や黄色のマークがあります。これは急加速、急減速などの危ない運転があった場所なのだそうです。それぞれをクリックすると内容を教えてくれます。
診断4
診断6

気を付けた運転で二回目の判定を見たところです。
二回目診断2
二回目診断1

これで、運転能力の衰えが見えるかどうかは分かりません。どちらかというと、自分の運転の癖の中に潜む危険性に注意を喚起する意味が強いかなとも思いました。けれどもこうやって評価されると僕の場合は素直にカーブで速すぎかな?と振り返りができました。父にも説明して診断を受けてもらおうと思っています。

最初の診断は山道を走って行ったものですが、このあと三回目の診断は町中を走ってみました。なかなか素晴らしいなと思ったのは、診断中、事故が多い場所を通過する前に「事故が多いところだから気を付けるように」と音声で案内が出ました。また、強風注意報が出ていますなどという情報も教えてくれました。最新式のナビを買わなくても、運転アシストは少しは可能なのだなと感じるとともに、運転を評価するシステムを使い冷静に免許返納を考えていきたいと思いました。



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