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母は今日も接骨院へ。

母は接骨院に通い始めました。
昨日、接骨院に通い始めた母は、O脚になっているのを矯正していきましょうという整体士※の人の言葉を聞いて、それまで通っていた整形外科の医師と言うことがあまりに違うことに戸惑っています。外科ではこれは手術しなければ治らないと言われていたのに、痛みもとるし、伸びたままで曲げることを忘れてしまった膝を曲げることもやりましょうと言われているのだから無理もありません。僕自身も酷かった左腕から肩にかけてと脚のしびれは接骨院で完治しました。腰椎すべり症という診断名がついていたのですが、整形外科での治療は牽引と痛み止めの投薬でした。投薬を受けても痛みやしびれは長引き、寝ることも辛くなってしまい立ち仕事は着座で行うようにしてようやく凌いでいました。その症状を藁にでもすがるつもりで無保険治療で接骨院に通うことで僕は以前のように動くことの自由をようやく手に入れたのです。
僕の周りには腰痛や手足関節の痛みで我慢しているひとが多く見られます。僕にも、またどこかしらの痛みやしびれが出てくることがありえます。そういうとき
私たちは、整形外科に行けばよいか、接骨院に行けばいいか、どちらなのでしょう。
これって、実はかなり多くの人が迷っていることかもしれません。
※ここでは柔道整復士や鍼灸師、整体士、作業療法士などの名称の代表として整体士という言葉を使います。

接骨院か整形外科か

まず、大前提ですが、医者にも接骨院にも医療機関にはピンからキリまであるという当たり前の事実です。よい医者、よい接骨院をみつけることはもっとも大切なことです。また、医者も接骨院も自分に相対するのはひとですから、合う合わないが少なからずあります。これを言ってしまうと仕舞いではないかと思われるかも知れませんが「大切なのは自分なりの結論」であることが大前提です。

その大前提ありとして僕が自分なりに出した結論は「接骨院を信じる」という事です。どんな診療科でも似てると思うのですが、一般的にお医者さんは頭の良い人たちですから「原因が何であるか」と「どうすれば治るか」を簡単には言いません。同時に、病気を治すのは「最終的には自己治癒力」だと分かっています。原因が分からなくても治療法をきわめて多くのケースワークで情報として持っていますから、その中で治癒に向けて多くの手立てを実行してくれます。手立ての中には検査や問診触診に続いて、外科的手法や食事や行動を変える生活指導、そして医療の根幹となりつつある投薬があります。それらは病気に苦しむ人を救うシステムであると同時に大きな利益を生みだすシステムとなっています。
医師の診察を受けると気がつくと思うのですが、この二つのシステムは今かなりIT化されていて、症状の入力から処方までがコンピューター端末で行われています。そのため、町医者では医師のひととしての存在感が希薄になってきています。逆に、どこで診てもらってもシステムに基づいた治療法に大きな差は出にくいとも言えるでしょう。医師のひととなりが治療法に影響することも、システムが見分けられない患者の違いを拾う治療にはなりません。腰が痛いとか膝が曲がらないとか辛い思いをしているときに、そのシステムは治療法をしっかり提示してくれます。炎症を抑え痛みを抑えてくれます。しかしながら、システムは原因を特定するためのものではないのです。疾病名を絞り込み治療法を促し処方を出すことが目的だからです。原因を特定できてから治療を行うなんて出来ないと分かっているからです。この事は医者のせいでも医療のせいでもありません。それが科学というものの本質だとも言えます(「原因に到達することは出来ない」クロードベルナール実験医学序説)。そしてシステムがコンピューターの力を借りて標準化されることで、医療の質は底上げされていて、「どんな医者でも薬局の窓口から出てくる薬は同じ」という結果です。
つまり、整形外科を受診すればどこであっても似たような治療法が提示されて、たとえば骨折した場所は医師の適正な診断と治療によりしっかり骨はくっつきます。一方で、取れない痛みもあり、長く腰痛を抱えている人もたくさんいます。整形外科は痛みをとるのはどちらかというと苦手のように思います。痛み止めの薬では原因はなくならないからです。

一方で接骨院の場合はどうでしょうか。実は原因の分からないことについては整形外科と同じだと言えます
。ところが、多くの接骨院はIT化されたシステムを持っていません。そこで、整体士はまず患者の体の骨格、筋肉を見たり触ったりして観察したことを基に治療法を考えます。ここでITに頼らず経験と学習したことから治療法を選びます。ここが最初の整形外科のとの違いになります。基本的に接骨院ではレントゲンを撮ることが出来ないので、整体士の感覚や経験がとても大切です。そしてもう一つの整形外科との違いが、治療方法です。指圧やマッサージを骨格や筋肉に対して行うことを中心に治療を行っていくのです。こういった事情があるので、接骨院での治療は整体士によって大きく異なってきます。IT化されたシステムはなくても、彼らも膨大な情報をもとにした学習と施術法を学んでいるので、優れた整体士は筋肉や骨を触ることで異常を感じ、どこを押したり伸ばしたりするとそれが改善されるかを知っているのです。
結果として「よい接骨院に行き当たることが膝や腰の痛みを劇的に改善することにつながる」とはっきり言えます。かなり多くの人が接骨院を選ぶ理由がこういった体験を基にしていると思います。僕が「接骨院を信じている」と言うのもそういう体験が実際にあるからに他なりません。もちろん長く通っても治らないケースもありますが、体の痛みが一気に改善される例が見られるのは接骨院の特徴だと言えます。

最近は整形外科の中でも整体の重要性を治療の一環として組み込んでいるところも多く見られます。父が通っている病院もそのひとつで、医師の定期的診断指導のもと(僕は医師が整体士の指導を受けるのがいいと思うのですが)、整体士が筋力の増強や動きの柔らかさを治療してくれています(リハビリテーション)。父が脚の動きは相当良くなっていると言っているのは別の記事にあるとおりです。ゆくゆくは、医師と整体士のコンビネーションで整形外科はもっと良い形になっていくのだと思います。

さて、母の話にもどります。膝をほとんど曲げずに歩き、股関節もとても硬い母はペンギンのように歩くのですが、これでは歩けなくなるのが近い将来起こってくるだろうなと思います。それを直すには「たぶん活動的になることで改善していく、安静より動くことが大切」そう僕は見立てています(膝の軟骨は安静にするより動かしてやった方が軟骨細胞に酸素が供給されて再生が盛んになるというのはよく知られているとおりです)。そういう方針で生活改善をしていくのが良いと思います。ところが、無理に旅行中歩かせたことで、筋肉痛まで出てしまって、逆に安静指向の生活となってしまいました。幸い、母が接骨院に通い出してくれたことで(本当は父の外科に一緒に通ってくれると通院補助の手間が半分になるのですが)、事態は少し動き始めたように思います。整体士の方に、杖をうまく使うと楽ですよと言われて、はじめて自分から積極的に杖を「選ぼう」としています。うまく、歩行がもうすこし出来るようになれるか、まだ分かりませんが、その続きはさらに紹介していこうと思います。少しでも車いすを先延ばしにしたいと思っています。




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なんと、母は3日連続で接骨院に通い、今日は腰をマッサージしてもらい、腰痛が大分良くなったと喜んでいます。揉み返しもあると思うのでぬか喜びかもしれませんが、治療して良くなったと感じているのだと思います。結構嬉しいです。

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