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旅に出かけるのは楽しい 老後は記憶をたどる旅が楽しい

旅行に出かけるのは楽しい
 脚のトラブルがあると、どうしても外出を控えがち、旅行なんてなかなか行く気にはなりません。でも、まだ動けるのですから諦めてはいけないということで、今年の桜が過ぎようとしている頃に暖かい伊豆に出かけました。もともと父も母も海釣りが好きで伊豆の海はくまなく二人で出かけていて、いろいろな場所で釣りを楽しんできました。それぞれの港や浜辺でどこで釣りが出来るかなどと云う情報は父母の方が僕より余程詳しいのです。しかし、片足で体を支えることがままならなくなってしまっては、釣り竿で投げを打つことが出来ません。それでも、昔好きで出かけていた海岸を見せて元気を出してもらおうと、南伊豆国民休暇村と松崎荘という公共の宿をとり、車で出かけました。


一日の行程を短めに
 昔は一日中車に乗っていても平気でいられた彼らも、近年はまだ脚が悪くない数年前でも、三時間ほどのドライブで疲れ切ってしまった事があり、今回は一日の行程をぐっと抑えて計画を立てました。

下調べのポイントは、段差、階段、下り坂
 また、風呂に手すりがないと二人とも湯船に入るのに手こずるというのを察していましたので、そのあたりも丁寧に下調べです。また、エレベーターがない多層の建物には泊まれません。宿のパンフレットを送ってもらいましたが、やはり彼らの心配なことは、階段上るのかねえ?です。ともかく、この時代ですからバリアフリーと名乗っているところなら問題は概ね無いでしょう(ところが、エレベーターがないデパートなどがあったりして焦ります。例えば小田急相模原のイトーヨーカドーはエスカレーターはあってもエレベーターはありません)。それでも、今回の宿でも横方向の移動というのはあり、宿には備え付けの車いすがあるのですが、あってもそれを使わずに移動しようとしますから、風呂まで長く長く廊下を歩いていくという環境です。それでは風呂に二回三回と入るという事にはなりませんでした。
 また、階段は体を横にしてカニのように登ればこなせることは分かっていましたが、下り階段や不整地の急な下り坂は極端に歩きづらい事も注意点です。この旅行中そういう場所で二回の転倒がありました。

 記憶をたどる旅がとても良かった。
旅行するとき、自分でもそうですが、出来るだけ行ったことのない場所に行きたいものです。でも、今回はわざわざ慣れ親しんできた場所に行きました。どうかなあと思っていたのですが、実際に行ってみると、たとえ同じ場所であっても時間は流れていていろいろな発見がありました。懐かしいな~と近寄っていくと新しい驚きがみつかる・・・という旅の形です。父母は、全く知らない土地ではないという安心感から、自分が歩けないということをあまり意識しなくても済む、ここは無理だけどあっちは大丈夫だと進んでいける。そういう安心旅です・・・・記憶をたどる旅は。旅行に行きたいけれど不安で・・・という人にぴったりです。

父は下田の新しい防波堤をどんどん進んでいき先端まで行って「これは釣れるぞ~」と写真を撮りまくっていました。花畑では、どんどん先に進んでいきました(もっとも、その先で転倒しましたが)。
新しい下田防波堤

爪木崎2
ブッフェ
弓ヶ浜
菜の花と桜 下加茂
展望台から


バイキングは一長一短
この旅行では最初の宿泊地の食事は夜も朝もブッフェスタイルでした。このブッフェというのが足の悪い人間にとっては鬼門で、皿に食事を載せて運ぶとなると杖がつけません。よろめきながら、そして混雑している中、人を避けながらの難易度の高い歩行になってしまいます。宿のフロントの方は、それを見越して近くに座席を確保してくれたのですが、それゆえ騒然とした人群れに囲まれた食事となりました。それでも、好き嫌いの多い父はブッフェに助けられました。おそらくは自分で選ぶという行為が食欲を盛り上げたのではないかなと思いました。「食べようという気にさせるブッフェかな・・・・。」自発性というのは、何をするにも大切な要素なのですね、月並みですが。翌朝も食べる気満々でした。次の宿で出された標準の和食を前にして父「食べるものがない・・・・。」青魚のダメな父です。

以上、高齢者を連れての旅は制約が多く下調べも必要ですが、何よりも普段しぼみがちな積極性を思い出すチャンスです。まずは、日帰りの旅から出かけられてはいかがでしょうか。












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